第37回明治神宮人形感謝祭についてのお知らせ。

『本年、2025年の明治神宮人形感謝祭はすでにご案内の通り、来る10月5日(日)開催いたします。
 当日の進行については、ほ昨年どおりの内容で開催させていただきます。(雨天でも開催いたします)
 どうぞお納めする人形をご持参のうえ、皆さまお揃いにて明治神宮にお運びください』
なお、併催の「第31回思い出人形展」は前々日の10月3日(金)〜5日(日)に開催いたします。


 

第36回明治神宮人形感謝祭閉幕のご報告

本年令和6年(2024年)の第36回明治神宮人形感謝祭は10月6日(日)予定通り開催され、曇り空の中、終日予想を上回る大勢の皆様のご来場を得て無事閉幕いたしました。
当日のご来場者の数は約7,700名。納められたお人形は45,000体に及びました。
誠に有難うございました。
来年度の開催日につきましてはあらためて本ホームページにてご案内させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


◆人形感謝祭は平成元年に始まりました。

日本には「人形に魂が宿っている」と信じてこれを大切にする風習があります。それは現代もなお人々の心の中に生き続けています。「人形に感謝する会」では、このように、古くなったり壊れたりした人形をどうしても棄てられずにいる皆様に代わって、「人形の魂をお祓いして、感謝の気持ちをこめて納める(お別れする)」お祭りとして【明治神宮人形感謝祭】を毎年秋に開催しています。ご家族ご一緒に明治神宮にお参りください。
なお、当日以前の明治神宮への人形ご持参はご遠慮ください。


◆お手元で古くなったり、壊れたりしたお人形を明治神宮にご持参ください。

この「明治神宮人形感謝祭」は“楽しく、やさしく、美しく”という心を大切にした人形のお祭り(人形納め)として平成元年(1989年)に斎行されました。今では秋の恒例行事として、また東京の秋の風物詩として定着しています。

◆ご持参のお人形についてのご注意



原則として、お人形のジャンル(雛人形・五月人形・ぬいぐるみ・日本人形、西洋人形・・・)などに該当するものは受付可能です。

但しガラスケース、内蔵電池類などはお受けできませんので外して“ お人形だけ ”をご持参ください。
原則として、お人形のジャンル(雛人形・五月人形・ぬいぐるみ・日本人形、西洋人形・・・)などに該当するものは受付可能です。
但しガラスケース、内蔵電池類などはお受けできませんので外して“ お人形だけ ”をご持参ください。

◆ご持参したお人形は本殿回廊に陳列展示されます。

ご持参されたお人形は本殿前の廻廊に奉鎮台を設け陳列します(会場のスペースによって全てを陳列できない場合や陳列を中止する場合がありますことを予めご了承ください)。
陳列されたお人形は魂を「ひとがた」に移され、お祓いが行われた後、並べられた人形も神職によって祓い清められ御霊あげされます。
昨年第36回(2024年10月6日開催)は曇り空の開催のもと、来場者は、首都圏各地から約7,700名、納められた人形(雛人形、五月人形、ぬいぐるみ、日本人形、西洋人形等)は 約45,000体におよびました。


◆雅で荘厳な祭典にもご参列ください。

本殿において、人形の魂を鎮める美しくも厳かな儀式が展開され、雅な装束を身にまとった二人の巫女による神楽「浦安の舞」が奉奏されます。荘厳な祭典は必見です。
なお、ご参列はお人形持参の方、先着500名様に限らせていただきます。


◆併催の「思い出人形展」にもお立ち寄りください。(社務所内特設会場)

『人形感謝祭ご来場の際は本会場近くにて併催中の第30回思い出人形展にぜひお立ち寄りください。
展示されているお人形は、これまで「人形感謝祭」に納められたお人形の中で歴史的、文化的に貴重なお人形と判断された数々です。人形に感謝する会ではこうしたお人形を持参された方のご了解を得て大切に保存してきています。内容は江戸時代後期の人形から近年の人気キャラクターのぬいぐるみまで内外の人形約1,500点に及びます。中でも人間国宝・平田郷陽(1903-1981)作の市松人形、同じく人間国宝・鹿児島寿蔵(1898-1982)の紙塑人形、また江戸後期(約200年前)の貴重な「享保雛」一対などは必見です』。
 


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